環境に優しいロケット推進剤、ALICE - スラッシュドット・ジャパン |
oddmake 曰く、 ライト・パターソン空軍基地公式サイトの記事、AFOSR and NASA Launch First-Ever Test Rocket Fueled by Environmentally-Friendly, Safe Aluminum-Ice Propellantより。AFOSR(Air Force Office of Scientific Research、ライト・パターソン空軍基地内にある空軍研究所の一部局)およびNASAは、環境に優しい、氷とアルミニウムの粉から造られた推進剤ALICEを利用したロケットの初の打ち上げ試験を行ったことを発表した。 パデュー大学、ペンシルバニア州立大学、ジョージア工科大学、NASA、AFOSRの研究者たちによる合同チームは、今月初頭にパデュー大学の実験農場から9フィート(約2.7メートル)のロケットを打ち上げて高度1300フィート(約400メートル)まで到達させた。近年、アルミニウムのナノ粒子と水を燃焼させる研究が進められてきたことが、こうした新しい推進剤の開発に繋ったのだそうだ。最適化されたALICEの理論上の性能は、現在の推進剤を上回るだろうと予想されており、現行の液体や固体の推進剤のいくつかを置き換えるだけの潜在能力を持っているという。 ALICEは酸化剤を追加して改良することができ、地球での固体ロケット推進剤になる潜在性がある。また地球以外でも月や火星でも地球からのハイコストな輸送に頼らず現地の資源を利用してよりALICEは製造できる。実験に参加したパデュー大学のDr. Steven F. SonはALICEの将来性についてそうコメントしている。
こういう燃料の技術の発展を見ると初期のロケット開発でこれが見つかってなかったのは何でなのだろうと思ってしまったりする。アルミと氷が推進剤になるって言うのは素人からすると驚きなんだけど、ロケット研究者からかすると結構当たり前なのだろうか?
